長く使いたい木造住宅
                 考えよう保守管理

 住まいの総合判断  新しく建てた住まいも使用すればするほど、使い痛みを生じ5年、10
                  年単位で改善しなければならなくなります。
         
         建てた時から住まいの延命策を考えなければならない「維持管理」の考察が
                  必要です。

         特に水を使う流し台、風呂、便所、洗面台には必ず修理が付いて廻ります、
                  それが為新築のときから専門家と相談して改善のやり易いようにして置くこ
                  とが必要です。
    
         今はセツト物がありますので改修方法等の研究もされるべきでしょう。
         又長い間にはライフスタイルの変化への対応から増築、改築、修理等が必要
                  になりリフォームする事も起こります。

         老人が増えれば高齢者用の配慮から便所、風呂の改善から手摺やエレベータ
                  ー等の設置もいる かも知れません。
         新築に際し考えておく必要があるでしょう。 

 建築には先ず土地問題から   見晴らしの良い場所に建てられた家を購入したが雨被害に合い
                  基礎部分が流失した等、新聞沙汰になる話はよくあります。
         今は土地の強度を調べる方法があります、特に埋め立て地はその必要がありま
                  す、その結果軟弱な土地には埋め立ての改修とか基礎杭での補強とかを行ない
         万全の基礎対策を採られるべきです。

         とくに前述のガケなどは専門家の知恵を拝借しないと大変なことがおこります
                  ので要注意です。
         それでなくても基礎割れや歪みによるタイルのヒビ割れが目に付く事が多い昨
         今です。 

 建物の構造     材木屋ですから鉄骨の話は致しません、昔から住まいは木造でした。
         木造の良さは大切に扱えば法隆寺のように1300年も長く使はれております、
                  それには有史以来の古木が使用されている上に時折大修理を施され、昭和の大
                  修理は書籍にもなり知られざる長所が数多く発見されたと云うことです。
         個人の住宅でも田舎では100年を超える住まいが現実に使用されていると云
                  うことです。

         当然地震を対象に考えれば平屋建てが構造的に強いといわれますがライフスタ
                  イルの点からして2楷建てが多くなります。
         それが為筋違いと壁面の部分を十分取り入れ、揺れに耐えられる様しなければ
                  なりません。

         最近は土地価額の問題から3楷建ても少なく有りません。
         専門家の設計によりますから問題はありませんが、施工に当っては十二分に手
                  抜かりの無いように気を付けなければなりません。 
         昔から高い建物は良く腰折れ住宅ががあると云う事ですから気を付けねばなり
                  ません。

         耐震、耐風にはこれに耐えられる壁面を備える構造であることは云うまでもあ
                  りませんが、すべてにバランスの取れた構造でなければなりません。
         木材の太さは建物により異なりますが、これも要所、要所に効き柱として大黒
                  に等しい柱を備えることも肝心なことです。

 白  蟻      最近問題になりますのが白蟻の被害です、木が腐りましてと良く云われますが、
                  良く見ると全部白蟻の被害による痛みでした。
         床下の湿気をなくすることと蟻の通路を遮断する構造も合わせて考えるべきで
                     しょう

 抜ける釘は打ち直す 折角手に入れた住まいなら大切に長持ちさせる様、普段から手入れを怠らず
         修理を行う事が肝心です、打たれた釘は長い間に釘が細り板にしてもトタンにし
         ても風圧作用により釘が自然に緩んで抜けます。
         この様になりますと強風にあふられて外れて内部に浸水する恐れが生じます、気
         が付けば大切な我が家ですから抜け釘は打ち直しする事が必要です。
         木は生涯我々と共にあり大切に守りましょう。
                                       以上